五輪決定で思う事。

Luck is where preparation meets opportunity.             9月8日の早朝に、2020年の夏期オリンピックが東京で開催される事が決まりました。
私もそうですが、決定の瞬間に思わず声をあげた方も多いのではないでしょうか。大変嬉しい事で、なんかわくわくします。

とはいえ、実際に開催されるのは7年先です。その時自国でのビックイベントを楽しめるように、しっかりと生きて行くという目標が出来ました。

と言うのも、私には苦い経験があります。それは2002年のサッカーW杯です。
日本で、しかも実家から程近く、小、中と体育の時間に走っていた長居公園内のスタジアムで、日本代表チームが試合をしてるのに当時の私は、あの大会を全く楽しむ事ができず、なんか暗い気分で、ただ過ぎ去るのを待っていました。

当時の私は32歳で外資系ホテル勤務の調理師でした。
20代後半の浪費と、ホテルの薄給により生活苦に陥っていた私は、生活に追われ、全く何も楽しめないイエローカード状態でした。日々生きていくだけで精一杯で、来月の給料で、あれを買おうとか、今度どこかに旅行に行こうとか、前向きな計画など何もありませんでした。お付き合いしていた方のご実家に挨拶に行く話も、交通費、宿泊費すら用意出来ず、当然ながら戦力外通告です。
いくら、チャンスがあっても、自分に準備が出来ていなければ、掴む事は出来ません。イベント1つ取ってみても、楽しめるかどうかは自分次第です。

7年後、しっかり楽しめるように、しっかり土台を固め、手首、足首を回し、自分の中に聖火を灯したいものです。

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